2008/02/26

"The Code Book"

邦題は『暗号解読』(上・下巻 新潮文庫)

ハードカバーの初版が出たのは随分前のようですが
最近ようやく存在を知りました。
年明けから、1月半でようやく読破。

暗号の種類、その発達の歴史、史実との絡みなど
数学が得意でない人も、情報セキュリティに興味のない人も
十分楽しめる1冊だと思います。
(暗号が高度化するに従い、後半は難しくなりますが…)

ちょうど公開中の"Elizabeth: The Golden Age"ともリンクしますが
エリザベス陣営がどうメアリー陣営の情報を入手・解読していたか、といった話や
大戦のころには、ネイティブ・アメリカンの言葉自体が
暗号として使用されたなど、面白いエピソードも満載です。

ただ、暗号と戦争って切り離せないんですよね。それが残念。

最近、イギリス系のセキュリティ企業の方にお目にかかる機会が増えていますが
その理由も垣間見ることができました。


ちなみに、映画はケイト・ブランシェットの演技、圧巻です。
個人的には、BBCドラマ版『エリザベス1世』の方が楽しめましたが…

| | コメント (2)